デブサミ、沖縄、シンガポールのちサンフランシスコ
年明け時点では完全に余裕があるはずだったのに、2月に入ってからはすんごいえらいこっちゃでした。一応本日もろもろのバタバタが一旦落ち着く最終日となります。明日は帰国です。たぶんそんなに無いくらいツメツメの日程を乗り切った謎の達成感にて記録しておきます。
TF developper summit(2/15)
実はGoogleさんから参加しませんか、とお声がけいただいていたのですが、後述のデブサミの登壇と日程がダダかぶりで参加できませんでした。悲しい。。。参加できなかったのをここに書いているのはこの後の盛大な前フリです。
デブサミ(2/16)
公募セッションで見事当選しまして、お話してきました。応募時点では時間に余裕があるはずですごい気合い入れていたのですが、この後あれやこれやでけっこうえらいこっちゃになります。
色々と反省は多いですが、最低ライン以上の品質はクリアしているということでお許しください。
TFUG#3(2/22)
まあこれはいつもの如く主催させていただきました。発表してくださるスピーカー、参加してくださる方によって成り立っております。感謝です。
沖縄(2/27 - 3/2)
年始時点で余裕があったため、デブサミ登壇して、TFUG#3やったらゆっくり家族旅行、と思って、子供も小さいのでオフシーズンで人の少ないであろう沖縄に逃げる作戦でした。
いいホテル、美味しい食事だったのですが、波音を聞きながら全力で仕事していました(苦笑)
そろそろ怒涛の展開が始まります。
Machine Learning Expert Day @ シンガポール(3/2-3/5)
Machine Learning Expert Dayというイベントに招待いただいて参加していました。招待制のクローズドなイベントです。TFUGでのコミュニティ活動を評価いただき参加することができました。同じく参加されていたすぎゃーんさんの日記に詳しく書かれていますので、会の様子などはそちらを読んでいただければと思います。
3/2の朝に那覇 => 羽田と移動して、一度妻と子供を家に送り届けてからの羽田空港へのとんぼ返りです。なかなかエキサイティングな移動をしました。当日夜に、再度那覇上空を通るというなかなかシュールな展開で、深夜にシンガポール入りしました。
とりあえず初の英語LTにてTFUGを紹介しました。あとはCodeLabのお手伝いですね。
TensorFlowポロシャツをもらったので記念にパシャリ。あと、CodeLab参加者用のTensorFlow TシャツももらってきたのでTFUGでうまいこと配ろうと思っています。
CloudNEXT @ サンフランシスコ(3/6-3/11)
CloudNEXTへの参加です。といっても、今回はブースのデモ開発に関わらせていただきましたので、半分くらい仕事での参加となります。1月の最後にデモ開発にお声がけいただき、プロジェクトのまとめ役として、怒涛のように仕様策定、デザイン、開発、etc..をしていました。上記の日程の裏ではこのプロジェクトが動いておりました。。。我ながらよく全部こなせたな、と。。。特にデモ開発は、社外ではロボット部分のコンサルとデザイン部分をご協力いただき、社内では突貫プロジェクトについてきてくれたチームメンバーに感謝しかないです。
現地で手配されているロボットのファームウェアの問題や初期不良を引き当てたりでどうなることかでしたが、無事に動きました!良かった!
GCPのAPIやTFを駆使して、ロボット、音声認識、自然言語処理、画像認識の全部盛りデモなので、なかなかのヘビーさでした。このお話はそう遠くないうちにしっかりとまとめたいと思っていますが、比較的安価なロボットとカメラの採用、セットアップ手順書とソフトウェア部分のオープンソース化をしておりますので、もし興味を持たれた方がいましたらそちらを見ていただければと思います。
GitHub - BrainPad/FindYourCandy
この後
落ち着くかと思って、よく考えたら色々続きます。
TensorFlow Dev SummitのRecap
上述しました、2月に開催されたTF Dev SummitではTF v1.0の発表など重要な発表がたくさんありました。 私以外も参加したメンバーがおりまして、私含め、その方達から各機能などをご紹介する会を開催します。TF v1.0について落ち着いてキャッチアップできていなかったので、このタイミングで頑張ってキャッチアップします。 tfug-tokyo.connpass.com
このイベントはすでに満席ですね。ありがたや~
Google Play App DOJOとの共催イベント
こちらもお声がけいただきました。メインコンテンツではないですが、TFの概要のお話をさせていただきます。 events.withgoogle.com
このイベントもすでに満席ですね。ありがたや〜
ALGYANさんでの登壇
こちらもお声がけいただきました。TFだけでなく、GCP周りの話も少し含めてさせていただきます。
このイベントもすでに満席ですね。ありがたや〜
結論
旅芸人みたいになってますが、元気にやってます。なお、今回似たように、デブサミでの登壇、シンガポール、NEXT、と日程を共にしながら、その前にはTF Dev Summitにも参加され、NEXTでも計3回発表され、なおかつこの後まだ海外出張があるという噂のKazさんには脱帽です。超人だろ。。。私ももっと頑張ります。
TFUG#3を開催しました
いつもの通りタイトルそのまんまです。無事に第三回を迎えました。
今回から以下のように開催回毎に特色をつけて運営していくことにしました。
- 奇数回:"How to use TensorFlow in your team"をテーマにしたトークを中心に開催します。
- 偶数回:"Dive into TensorFlow"をテーマにしたより技術的なトークを中心に開催します。
今回は#3ですので奇数回で、どうやってTFを使っているかを中心にお話していただきました。少し物足りないというような方もいらっしゃいましたが、今後はそういった方は偶数回での参加を考えていただければと思っています。
ふと見たらグループが2000人を越えており、毎度多くの方に参加希望を頂いており、うれしい反面、参加頂けなかった方や、参加したけど期待したものではなかったなど思われる方がちらほらいらっしゃったりします。期待に添えていない部分に対しては申し訳ない気持ちも大いにあります。運営もいろいろ考えながらやっていきますので、暖かく見守っていただければと思います。
TF1.0も出てきたのでますます盛り上げていきたいですね。
デブサミ2017で登壇しました
いつもの通りタイトルまんまです。ついにエンジニアの殿堂?のデブサミに登壇することができました。
公募での参加
この手のイベントにはかかわらずひっそりと生きてきたため、もちろん公募で参加しました。 11月末くらいの時点では、ほんと2月は絶対暇だと思ってたんです。
www.slideshare.net
発表タイトル無駄にキャッチーなのは公募に通るためです。まあでも私がまだ生き延びているのでしゃべってることは間違ってはいないのでしょう。
あれこれ
今回は色々と消化不良でした。
- スライドのアスペクト比、4:3で作りきった後に16:9だと知って、何となく配置があわわわ、な感じに。
- 2月は絶対暇だと思ったのに今たぶん過去最大くらいに追い込まれていますねぇ。2週間後くらいからすごい色々言えるのですが今はまだお口にチャックです。。。
とは言え楽しかったです
めったにない機会ですし、言いたいことはあらかた言えたので楽しく発表させていただきました! ウルシステムズの漆原さんよりスピーカー控室でパシャリいただきました。
バタバタと帰ってしまったのでもう少し色んな方とは話せなかったのが少し心残りです。。。3月後半から暇になるはずと信じて頑張る!
制作に協力した「グーグルに学ぶディープラーニング」が本日発売されました
タイトルのまんまです。関わった書籍は売れて欲しいですので、アピールはしておきます。 書籍のタイトルがインパクト有りすぎて大変恐縮なのですが、5章が私のインタビューを編集の方にまとめて頂き作られています。
- 作者: 日経ビッグデータ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2017/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
そしてこれまたタイトルの影響か、じわりじわりと売れているようです。 このエントリを書いている総合394位です。先端技術・ハイテクで1位、人工知能のランキングでは2位ですね。素晴らしい。
日経ビッグデータの編集さんによって作られており、縦書きで数式やプログラムが一切ないビジネス書寄りの書籍です。 流行りのキーワードやグーグルの技術を日経ビッグデータの編集さんがインタビューを交えながらわかりやすくまとめられていますので、トレンドをささっとキャッチアップして全体を俯瞰的に知りたい方にはピッタリと言えそうです。
ですので、ディープラーニングなどの技術そのものが理解できる本ではなく、ディープラーニング周辺のキーワードをGoogleでの事例やGoogleのサービスを中心にしてまとめら書籍となります。
あまりに一社ばかりが注目される構造自体は健全ではない部分もありますが、私はGoogleの「機械学習/AIの民主化」って言葉は結構好きです。
よろしければお手にとっていただき、さらによろしければご購入を〜
MaruLabo x JAWS-UG AI に参加してきました
丸山さんにお声がけいただいて、チューターの雰囲気感を出しつつ、他のコミュニティの様子を覗かせていただきました。 AWSさんでの開催でしたが、利用するフレームワークがMXNetではなくTensorFlowでした。ありがたやー
基本的な内容はTFUGと共催したものと変わらずで環境が変わるような流れでしたが、JAWS-UG AIさんではTensorFlowがインストール済みのAMIを使うのと、GPUインスタンスも使うのが異なる点でした。
環境構築
- AWSには公式のDeep Learning用AMIがあってすごい便利かなぁと思います
- が、このAMIはまだ東京リージョンにはいらっしゃいません
- あと、CUDAが7.5のため、TensorFlowの最新バージョンのv0.12は動かないという問題もあります
- というのはありつつも、GPUインスタンス x このAMIが、GPUでDeepLearningやってみる最適解っぽいです
- nvidia-smiコマンドでGPUのステータス確認した時に「おおっ」と声をあげる参加者がいらっしゃったのが個人的には印象的でした。やっぱりGPUは重要なのかも。
デモアプリの動作
コミュニティの雰囲気の違い
最近GCP系ばかり顔を出してたのでAWSの雰囲気はオフィスやスタッフや参加する人などがちょっと違う感じでなかなかおもしろかったです。多少はお手伝いする機会があるかと思いましたが、異常なまでにサポートの人が多く、一参加者風にしてひっそりとしておきました。
JAWS-UG AIさんとの共催も再演するとのこと。また、来月にMSさんでAzure上のハンズオンもTensorFlowを使うらしいです。
TFUGについにロゴができました
まずは誕生の瞬間をご覧ください
パチパチパチパチ
ロゴない問題
コミュニティ活動において、ロゴって重要ですね。シンボルですから。
これまではTensorFlow本体のロゴを使っておりましたが、ユーザーグループであってTensorFlow自体ではないため、権利関係がまあまあグレーな感じでした。
先人たちのロゴ
うまくいっているコミュニティはいい感じのロゴがコミュニティの中心にドーンっといらっしゃいますね。
例えばGCPUG
Google Cloud Platform User GroupでGCPUGと略されジーシーパグと呼ばれマスコットがパグです。なんて素敵なんでしょう。
例えばJAWS
AWS User Group JapanでJAWSと略されジョーズと呼ばれマスコットがサメです。なんて素敵なんでしょう。
TFUGは?
TensorFlow User GroupでTFUGと略されティーフグと呼びマスコットがフグ、ということにします。なんて可愛いロゴなんでしょう。
ロゴに込めた思い
- 機械学習/深層学習は良い素材(高級魚であるフグ)
- 機械学習/深層学習はけっこう落とし穴もある(フグの毒)
- コミュニティで毒に当たらないようにうまい捌き方を学び/共有しあおう(フグを美味しく食べる)
- 敷居が高そうな機械学習/深層学習に親しみが持てる(可愛いらしさ)
ってことにします。
まあ、実態は、TFUGって文字列と先人たちの流れに乗ってフグって決めて、後から考えたらけっこうコミュニティでやりたいことを表現されているモチーフだったので結果オーライでしょう。
しかしこのロゴ、眺めているとなかなか愛着が湧いてきて、ステッカーとか缶バッチにしたらすごい良いんじゃないかっていうね。また、Tシャツを意識した別バージョンも準備されているとかいないとか、げふんごふん。
ロゴもできましたので、今年の締めくくりとしては最高だったのではないでしょうか。来年はロゴもできたのでますますパワーアップして活動していきたいですね。
ディープラーニング・ハンズオン @ Google を開催しました
今年最後のイベントを実施しました。Marulaboさんと共催でハンズオンです。
なんかとんでもなく集まってしまい、倍率10倍以上となりました。。。抽選外れた方は申し訳ありません。
またもやいい感じの写真を取っていないというミスです。
実施した内容
Conpassページにも記載しましたが、基本的にはGCP上でGCEを立ち上げTensorFlowをインストールし、CPU版TensorFlowでチュートリアル+αをやりましょう、という内容でした。一応、全部で4パートに分かれていました。
Google佐藤さんより TensorFlowの近況の話
いつも聞いているようで微妙に新しい話があるんですよねぇ。TensorFlowの勢いすごい。
丸山さんより 深層学習の理論面の話
下田よりTensorFlowのインストール
古川さんより チュートリアルコード+デモアプリの話
ハンズオンイベントは難しい
ハンズオンイベントは始めてでしたが、参加者のレベル感も手探りで、かつ学習処理が長時間走る深層学習のハンズオンって塩梅が難しいですね。 プログラムを実行してからが長いし。。。途中グダったようになった部分もあり、諸々反省が多いイベントでした。
CrashAcademyさんによりLive配信されていましたので、雰囲気はそちらからも見て頂けます。
再演します
応募者多数なので年明けに第2回をやることになっており、「再演」っていうタイトルがついてますが、上記のたぶん編成含めて構成や内容には手を入れることになるでしょう。
12/27までに申し込まれた方は抽選対象となりますので、興味を持たれた方は是非!