カンブリア


なんか最近カンブリア宮殿のことばっかり書いているような気もするが…
少し前に衝動買いしていたのを今日読みきった。


かなり面白いし、考えさせられる内容だった。
やっぱり、というか当たり前のことだが、いわゆる成功している企業の社長クラスというのは、話すことが違う。
なかでもすごく考えさせられるのがワタミ社長の言葉。
「鼻血が出て倒れてしまうというところのもうちょっと上」が目標の置き場所だそうだ。
その理由もなるほど!と思わせてくれる。
「人間には慣れがあるから、目標を立てるときには無理と思っていても、実際は無理は無理でなくなる」ということ。
なるほど、だから「もうちょっと上」なわけね。


鼻血が出て倒れるくらいってどれくらいなんやろ。
というわけで、確実に自分の目標の立て方はそんなギリギリのところではないと。
もしくは、あまりに高すぎてはなから達成できないものを目標に選んでいると。
う〜ん……むずい。


村上龍がかなり面白いと思う。
インタビューの仕方が、普通のアナウンサーやタレントがするものとは少し違う気がする。
言葉でメシを食っている作家という職業人、それも一流の作家は、使う言葉や思考方法、表現方法が違うな、とうならされる質問も多いと思う。
村上龍の作品は読んだことがないので、今度機会を作って読んでみたいと思う。
限りなく透明に近いブルー」とか。