学会

に行ってきたよ。


30分前着予定がJRでダイヤの乱れが発生していて、20分遅れで新快速が到着するなどして、すごくドキドキしたよ。
地図では、「八条口」という場所が会場最寄の出口になっていたけど、実際にあったのは「八条西口」だったので、やっぱりドキドキしたよ。
会場は、京都コンピュータ学院だったよ。
kcgというフレーズはCMで見たことがあったよ。
発表15分前に会場入り、自分の発表する教室にたどり着くまで5分かかり、内心ひやひやだったよ。
発表10分前になり、腹痛からトイレに駆け込むと、機械学習特論の先生とばったり出会って気まずい空気が流れたよ。

それはさておき

会場は思ったほど大きくはなかった。
7つのセッションに分かれていて、それぞれが小さな教室のようなところで発表を行った。
オーガナイズドセッションだけは大きなホールでの講演会みたいな感じで発表が行われていた。
もちろん、そのセッションでは「有名な」先生方が発表していた。


僕はGA・システム設計というセッションで一番手で発表を行った。
そのセッションの割り当ては全く違うだろjk、といいたいところだったがぐっとこらえるなどした。
司会の先生は、温厚な印象をうけたのでほっと一安心(学会では、質疑応答時間に、公聴者からの質問が途絶えると司会の先生が質問を行うと聞いていたから)。
そして、教室の小規模さもさることながら、スクリーンの小規模さにも驚いた。
へ〜、学会ってこんなこじんまりとやるもんなんや、というのが一番の感想。
正直なところ、普段授業を受けている大学の講義室より小さく、スクリーンもゼミで使っている小さな部屋にあるディスプレイくらい。


ま、なんとかなるやろうと発表をしたわけですが、時計がもろ見えなポジションで発表できたので、時間配分もうまく行き、一番のネックと思われていた質疑応答時間での質問も、あたりさわりのないシミュレーションの条件や、実装の話だったので無難にこなすことができた。

むしろそれからがこの学会の本番であったりする

そしてさっさと抜け出し、興味のあった「システムバイオロジーと生体制御」セッションへ。
これはオーガナイズドセッションだったので、前述の広いホールのような場所で行われていた。


これがまた面白かった。
手術時の麻酔の自動制御の話をやっていた。
前提として、現在の手術時の麻酔投与は、麻酔科の先生が手動で麻酔の量の調整などを行っているらしい。
さらに麻酔科医といのは、その絶対数が少ないらしい。
なので、手術が複数あるときなどは、根本的に麻酔科医がたりていない状態らしい。
そういえば、以前、麻酔科医師の不足、みたいな記事を読んだことがあるきがする。
血流量によって人体を三つの領域に分割し、それぞれの状態推定などを行いながら麻酔の流量を調整するとのこと。


発表後衝撃が走った。
発表していた東工大の先生が東大(か京大)の先生に発表スライドが一つにまとまっていなかったこと(日本語のメインスライドと、どこかの学会で発表したとおぼしき英語スライドを併用していた)に対して、質疑応答で突っ込み始めた。
すごいギスギスした感じに…
学会でもこういう発表内容以外でのやりとりもあるんやと思いつつ、初学会が終了するなどした。


なかなか刺激を受けた。
もっとがんばらねば。