これは…

日本史集中講義―点と点が線になる (祥伝社黄金文庫)

日本史集中講義―点と点が線になる (祥伝社黄金文庫)

気分を変えて歴史を学んでみる。
よくよく考えると、高校自分は世界史を専攻して、日本史、特に近・現代史はサパーリであった。


読了。
すごく面白い。
ターニングポイントとなるであろう事件を取りあげて、うまく解説されている。
「なぜ」その出来事が起こったかに特に重点を置いて書かれているので、中途半端に教科書を読むよりよっぽど為になるんじゃないだろうか。
伊沢さんの本を読んだのは初めてだけど、「逆説の日本史」シリーズが売れてる理由が少し分かった気がする。


なるほど、日本の「出る杭はうたれる」や「責任を取りたがらない」風潮は十七条憲法のころから根付いているものなのね、って感じだった。
もっとも、他の日本史について書かれた本を読んだ訳ではないので、書かれていること全てをしんじるわけではないけども。