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生命保険について話を聞く機会があった

独り言

前職の同僚の紹介で、外資系生命保険会社の営業の方と話をする機会があり、その方から色々と教えてもらった事が大変勉強になったのでメモとして残しておく。
話の流れとしては、生命保険に入る目的を教えてもらい、その後、生命保険の商品の種類について教えてもらった。最後に自分のライフプラン的なものと現在の生活から逆算してどの保険に入ればいいかといういくつかのプランを提示してもらった。

生命保険に入る4つの目的

死亡(及びそれに準ずる場合)

自分が死んだ時に発生するお金をカバー

  1. 葬式代、墓代
  2. 病院への支払い
  3. 未払い金

これらはだれかが支払わなければならないため、それを保険という形でカバーする。
人はだれでも必ず亡くなります。払うのは、親?配偶者?子供?

状況によってまちまちだけど、これらの死亡した時の費用としては、500万〜1000万くらいになるとのこと。
また、自分の子供や親に対して、天国からの仕送りという形で毎月なにがしかのお金を送りたい場合は上記のお金にさらに必要となるお金が増える。

高度障害

交通事故、大きな病気によって、その後働けないような障害が残ってしまう場合に発生するお金をカバー
保険としては、死亡に準ずる扱いになるらしい。

  1. 生活費
  2. リフォーム代

生活費は仮に月15万必要で、30年間生きると、15万/月×12ヶ月×30年 = 5400万
リフォーム代は数百万円かかるのが普通らしい。

入院(医療保障)

入院や手術代など。CMなどで最も見かける保険

  • 入院費
  • 手術代

最近は医療も発展していて、入院が短期化する傾向なので、言い方は悪いけど、保険で元をとること自体はなかなか難しいとのこと。
また、CMなどの広告を大量に見かけるということは、保険料に占める広告宣伝費も高いということを聞き、なるほどなー、と思った。

貯蓄

学資保険などでおなじみの、中長期的な投資対象としての保険
老後などに向け、最低限の保障とともにコツコツと貯めていくもの
銀行などへの預入と違って、現金化は簡単ではなくなるが、逆に中長期的には銀行への貯蓄よりも割のいいリターンがある。

生命保険の3つの商品

基本的には、パッケージ型とオーダメイド型があるが、3つの保険商品をどのように組み合わせるかという問題に帰着する。
また、保険というのは保障という側面があるため、基本的には一定以上の割合で国債へ投資することが義務付けられているとのこと。
それでは3つの商品を紹介します。

定期保険

いわゆるカケステというタイプの保険。保障が重視されていて、安い保険料で、万が一の場合には大きなリターンがある。
カケステなので、設定した期間中、無事に何も起こらなかった場合、支払った保険料が返ってくる、ということはない
万が一の時の保障として、生活費や子供の学費のため、また高度障害に備えるという意味で入る保険

養老保険

貯蓄の意味合いが強い保険。期間と金額を設定して、その間コツコツと保険料を払い込む。期間が来たら満期として貯めたお金が返ってくる。
あくまで保険なので、最低限の保障もついている。
簡保学資保険養老保険の仲間

終身保険

終身で死亡リスクを保証する。終身といっても確か男性は106歳とかまで。養老保険の一種と見ることもできる。
養老保険が期間を決めるのに対して、終身保険の期間ははずばり亡くなるまで。
もし生前にお金が必要になったら、その時点で保険を解約して、保険料を返還してもらえる。

ライフプラン(笑)をとりあえず考えてみる

と、ここまでで、目的及び保険を理解できたところで、最終的にどの保険に入るべきか(もしくは入らなくてもいいか)、という話になる。
結局、上記の保障は別に保険でなくても自分で貯蓄するなり、投資するなりして別の形で準備していてもいいわけで、それを保険で行う必要はない。
なので、自分は上述の4つの目的に対して、そもそも備える必要があるのか否か、また備えるならどうやって備えるの?ということを考える必要がある。

自分の場合、今現在の考えとして、

  • まあ最低限自分の葬儀を人に迷惑をかけずにやってほしい
  • 高度障害などは考えていない
  • 医療費などは自分の普段の生活費から捻出できると思っている
  • 貯蓄という意味では興味がある

という感じだった。

なので、死ぬ時には500万くらい用意できていればいいかなぁと思った。
また、もし働くなって収入がなくなった後も、年収600万円くらいの生活ができればいいなーと考えた。
すると、65歳で定年退職したとして、85歳まで生きたとする。その場合600万年×20 = 1億2000万円くらい貯めておかないといけないという計算になる。
そこから、年金と退職金を考慮する。
残念ながらWeb業界は退職金という考え方はないため、これは0円
自分の時に年金制度はほとんど崩壊してるだろうなーと考えて、まあさすがにながなが払ったんだから月5万円くらいはあるといいよねーということで、5万/月×12ヶ月×20年 = 1200万円
つまり、残り1億800万円は頑張って自分で用意しないといけない。
今26歳なので、65歳までの39年で1億800万円をどう貯めるか。
これを月ベースまでおとしていくと約12万/月貯蓄していかないといけないレベル。ひえー、という感じ。
まあ何らかの投資的なことをしないととてもないけどまかないよね。

まあこのあと自分の生活から実際どれくらいを投資、貯蓄に回せるのか。
そのうち、どの割合で貯蓄、投資、保険にまわすのか、と考える。
自分の場合、常に勉強しないと投資はできないと思っていて、今の状況じゃ投資はちょっと厳しいなと。
そこで投資商品としての保険を利用すると考えて、流動的にすぐ引き出せる銀行への貯蓄との割合を考えればいいよ、というアドバイスをもらった。

まとめというかなんというか

保険ってよく分かんね、という状態から、かなりすっきりと分かったような気がする。
財務的な側面から自分の人生を検討する機会なんて普段なかなかないので、非常に勉強になったなーと思いました。

で、今まで読もうよもうと思いつつも、なかなかモチベーションがわかずに先に伸ばしていたライフネット生命の岩瀬さんが書いた本も、今回のコンサル的な話で概要を掴んだ状態で読むとすっと入ってきました。
今回ちょろちょろ書いた事をさらに詳しい数字を交えて書いてくれています。

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